「香りマーケティング」の紹介ビデオ(4分15秒)です。再生ボタンクリックでご覧頂けます。

何かの「香り」を嗅いだとき、それに関連する記憶がふいに蘇ったりすることがあります。
それは、脳において嗅覚と感情を司る場所が近い位置にあるためと言われています。
つまり、「香り」からその時の感情や気持ちが、まず最初に思いだされ、それからその感情をもつに至った経験を思い出すようです。
また、嗅覚は視覚や聴覚に比べて長い間、記憶に留まるということも実験で証明されています。

●これからの時代に対応した新たなブランディングとは…
その答えを導くヒントの一つが、企業やショップのブランドイメージをより立体的に、多角的に訴えていくという発想です。
つまり、複数の感覚に刺激を与えて、ブランドのイメージをより明確に伝えていく、「ブランドセント」というものです。

●五感へのアプローチ
昨年12月に銀座にopenした、米アパレルブランドAbercrombie & Fitch(アバクロンビー フィッチ)のブランドイメージ戦略は、独自の世界観に基づいた店づくりを行い、ディスプレーや照明の工夫といった視覚的な効果や、若者に人気の音楽をBGMとして流す聴覚的な効果に加え、ブランドイメージと結びついた<香り>を店内に漂わせ、来店客への印象付けを行っています。
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視覚や聴覚といった人間の感覚に加え、これまであまりアプローチがなされなかった五感の一つである「嗅覚」への刺激を、オリジナルの香りを使った演出によって行っているのです。

●「香り」の記憶
この様に、企業やショップが自社のブランドイメージに基づいて独自に開発した香りを<ブランド・セント>と呼んでいます。企業やショップのブランドイメージを、嗅覚を刺激する香りによって顧客に伝えるのです。
商品やサービスを提供する場所で、そのブランド・セントが流れていれば、顧客はその香りをブランドイメージとして印象深く記憶することとなります。そして再びその場所を訪れた際には、たちまち「ああ、あの香りだ」と思い出す事になるでしょう。あるいは、どこか別の場所でそれに近い香りに接した時にも、直ちに記憶が蘇ってきて、その香りと結びついた企業やショップを思い出す事になるのです。
あまたあるマーケティング手法の中でもこのブランド・セントを活用する方法は、個々の顧客と感情的な部分で、より深いつながりを築き、かつ他社との差別化をはかることができることから、今、最も注目を集めています。

●その他「香り」の活用事例
・店内で流している「オリジナルの香り」をマイクロカプセルに封じ込め、顧客へのDMに活用。DMの封を開けると「オリジナルの香り」が広がり、店舗での体験記憶が呼び起こされ、来店を促す効果が出ています。
・自社の「オリジナルの香り」を開発し、ショールームや売り場で拡散させ、競合他社製品とのブランドイメージの差別化に成功しています。

貴社のイメージに基づいた「香り」によるブランドイメージの発信・記憶は、購買行動の促進や滞留時間の延長、商品・サービスのイメージアップ、他店舗との差別化につながります。


世界5大香料メーカーのフランス・IFF社、スイス・フィルメニッヒ社と共同開発した豊富なバリエーションをご用意しています。業種や業態、目的に合わせて最適な香りをご提案します。 >>香りのバリエーションはこちら
| 業態 | 最適な香りのジャンル |
| ショップ(男性) | 【シトラスフルーツ系】 【自然系】 【新鮮な空気】 |
| ショップ(女性) | 【フローラル系】 【シトラスフルーツ系】 【フルーツ系】 【新鮮な空気】 |
| ショップ(10代) | 【シトラスフルーツ系】 【フルーツ系】 【自然系】 【新鮮な空気】 |
| ホテル | 【フローラル系】 【シトラスフルーツ系】 【自然系】 【アロマセラピーコンセプト】 【新鮮な空気】 |
| 工場 | 【シトラスフルーツ系】 【自然系】 【新鮮な空気】 |
| 遊戯場 | 【フローラル系】 【シトラスフルーツ系】 【フルーツ系】 【自然系】 【アロマセラピーコンセプト】 【新鮮な空気】 |
| フィットネスクラブ | 【シトラスフルーツ系】 【自然系】 【新鮮な空気】 |
| スパ | 【シトラスフルーツ系】 【フルーツ系】 【自然系】 【新鮮な空気】 |
| 医療介護施設 | 【フローラル系】 【シトラスフルーツ系】 【フルーツ系】 【自然系】 【新鮮な空気】 |
| 映画館・ホール | 【フローラル系】 【シトラスフルーツ系】 【自然系】 【アロマセラピーコンセプト】 【新鮮な空気】 |
| 化粧室 | 【フローラル系】 【シトラスフルーツ系】 【自然系】 【新鮮な空気】 |
